乾燥してストックした、大麦若葉・ケールなどの原料を、粗粉砕→殺菌→微粉末→分級し、次の商品製造工程へと送りだします
2次加工・殺菌粉末フロー
※写真はクリックにて拡大します。
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1原料の殺菌
適度な大きさに粗粉砕された原料を、小型バッチ式殺菌機で殺菌します。
規格が粉末清涼飲料水の為、必ず殺菌の工程を行います。大腸菌群が陰性・生菌数3000以下が基準です。弊社では、カワサキ機工製の殺菌機を導入しています。出来るだけ原料の色や風味を維持したまま菌数を下げる技術を確立しています。 -
2回収乾燥冷却機
殺菌の工程で高圧の蒸気を使用するので、どうしても水分量が戻ってしまいます。そこでこの機械を使って、ブロワーで回収、振動コンベアーに乗せて、熱風乾燥→冷却→回収といった作業で、殺菌の作業が完結します。
ここでも、調整が必要です。熱風の温度 + 風力、振動コンベアーの速度、などを調整する事によって、水分値等の調整を図っています。 -
3微粉末
殺菌し回収された原料を、微粉砕機で微粉末にします。弊社では、ダルトン製のアトマイザーを導入してます。この機械も色々な調整が必要で、弊社では自信のおける粉末を製造しています。
回収する袋の材質によって、原料の温度を下げることが出来るし、粉砕時のエアー量調整にもよって温度・粒度が違います。粒度分布図(荒茶を1mmのスクリーンで粉砕)をもとに、次の工程の篩網の目サイズを決定します。 -
4超音波式分級機
これは、先ほど粉砕した粉末をさらにふるって粒度を調整します。弊社ではダルトン製の機械を導入しています。お客様がより飲みやすい青汁に調整してます。
また弊社では、粉砕してティーパックにする原料の微粉末抜きや、分別して色々な用途に原料を無駄なく使用できるよう本機を利用しています。 -
5遠赤外線焙煎機
この機械はホッパーに原料を投入し、機械内部にあるセラミック棒で連続して焙煎するものです。宮崎県のドライアップジャパン製の物を導入しました。セラミック棒の配合に 25 年研究をされた社長が行きついた配合率で焼いたセラミック棒です。弊社でも導入し実際に色々な原料を焙煎、各方面にサンプリングしましたが非常に評判がいいです。
青汁関係も利用すれば、また、違った商品になるのではと期待してます。