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岡山の工場視察に行ってきました

弊社がお茶の原料の仕入れでお取引いただいている株式会社丸菱様の岡山工場へ、新しいお茶の原料探しと工場視察を兼ねて行ってきました。
株式会社丸菱様の本社は大阪府にあり、「国内自社工場で一貫生産、職人の熟練した技術」を謳う穀物茶、健康茶の加工・製造販売業者さんです。今回視察させていただいた岡山工場では焙煎などお茶の原料の加工を行っています。

 

こだわりの工法

収穫した原料は、

乾燥した状態から水に浸す→蒸す→乾燥→焙煎

という工程を経てお茶になります。中でも株式会社丸菱様の「蒸し」と「焙煎」の工程がとてもユニークで、味に違いが出る大きなポイントでもあると感じました。
今回の記事では、この株式会社丸菱様の「蒸し」と「焙煎」をご紹介したいと思います。

蒸し方

原料を蒸す場合、通常は蒸気で蒸しますが、こちらでは圧力をかけて蒸します。そうすることで、原料全体が蒸し上がったとき、えぐみが少なくまろやかな味わいになります。
例えば炊飯器ですが、IH式や圧力式など、色々なものがありますよね。炊き方によってお米の味に違いが出るように、お茶の原料も蒸し方によって味に大きな違いが出ます。

焙煎方法

株式会社丸菱様の直火焙煎は、1~2メートルほどの鉄の網の上に原料を転がして、下からガスの火で煎られていました。煎り具合は焙煎の担当者が職人技でチェックします。私はこのような光景を初めて見たので、大変おもしろかったです。

他社から視察に来た方々もみなさん「こんなの見たことない」とビックリされるそうですよ。直火で煎りこんでいるので香ばしく、非常にいい味の仕上がりになるのでしょう。

 

新しい仕入れ決定

今回の工場視察では、あずき、とうもろこし、有機玄米、よもぎ、びわを原料として新しく仕入れることにしました。いずれも国産の厳選された原料です。

実は視察前に他社さんも含めたサンプルを取り寄せ、飲み比べをしていました。その時点で味がいいなと感じていたのです。
そして、河村農園がもっとも大事にしている「品質」。原料の安全性は商品の安全性に直結するため、弊社がもっとも大切にしているところです。弊社では昔から取引のある、信頼している会社からのみ仕入れを行っています。

河村農園は品質管理には徹底したこだわりを持っていますが、もちろん丸菱様も同じく高いレベルでの品質管理が行われています。
また今回、株式会社丸菱様の工場を現地視察をすることで、感じるものが多くありました。「自分の目で確かめる」ということの必要性を改めて感じることができた工場視察となりました。

 

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