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桑の葉茶仕入れ元の川路製茶さんに訪問

五月の終わりごろ、梅雨に入る前に弊社の桑の葉茶仕入れ元の川路製茶さんに訪問しました。

川路製茶さんは、圃場と工場がすべて有機栽培の認定を受けていらっしゃる事業者です。弊社では桑の葉はすべて有機栽培の物を仕入れています。

他にも、有機の深蒸し茶なども仕入れています。深蒸し茶は冬場の風邪のシーズンに従業員に配り、風邪の予防に少しでも役立てばと思って配布しています。

鹿児島県日置市へ

弊社がある大分県佐伯市から南に約4時間。高速を使って走り、鹿児島県日置市というところに川路製茶さんの圃場等は位置しています。
高速道路の途中にある桜島を見ながら鹿児島気分を味わいながらの旅ですが、やはり途中から気温が上昇してきました。南国を体感します。

鹿児島では日本茶は4月の初めから収穫作業が始まり、5月には二番茶の収穫を終わらせます。二番茶の収穫・製茶作業が終了した後に、桑の収穫作業を開始します。二番茶の収穫が終わって製茶工場の洗浄は原料が混合しないよう一週間かけて清掃します。
さすが、鹿児島の人は几帳面ですね、いや、食品工場はみんな几帳面にやっていますよ。やっていないのは弊社だけです。それはありません、弊社も几帳面なスタッフがしっかり清掃しています。

訪問した時は、収穫作業が開始されたころでした。大分は雨が降りそうでしたが鹿児島に到着すると夏日になっており、からりと暑かったです。

広大な桑園での作業での機械化

川路製茶さんは広大な桑園での作業での機械化に成功されています
摘採機で茶園の若手従業員が頑張って収穫している光景を見学させていただきました。桑の新葉を機械でどんどん摘採しており、スリットジェット方式でバリカンの葉でカットしながら吸い上げていくので、摘んだ葉が下に落ちたりせず異物混入がなく清潔に収穫できます。

収穫した桑の葉は、

・洗浄
・深蒸
・乾燥
・揉捻

などの工程を経て桑の葉茶となります。
洗浄は水槽でバブル洗浄し、適当なサイズにカットし、深蒸しします。深蒸しする事で青臭みを旨味に変えて、また、色も鮮やかな深緑にしております。

 

 

乾燥の段階で、日本茶同様に揉捻を加え、お茶で頂くときに味や色が出やすくしています。
今年も有機栽培された美味しくて安心安全な桑の葉茶を仕入れさせて頂きます。

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